
EXECUTIVE TAKEAWAYS
最初に押さえる3つの結論
- TARA の目的は脅威の列挙ではなく、損害シナリオからセキュリティ要求までの意思決定チェーンを作ることです。
- 各リスク判断には、前提、根拠、対応方針、責任者を残します。
- 分析結果を要求、アーキテクチャ、検証、変更管理へ反映します。
01対象・資産
02損害・脅威シナリオ
03攻撃経路
04リスク判断
05リスク対応
06安全目標・要求
脅威を議論する前に境界を定義する
対象、運用環境、外部インターフェース、依存コンポーネント、ライフサイクル段階を確認します。境界が不安定なままでは資産や攻撃経路の分析が繰り返し変わります。
事業上の影響と技術対象を分けて表現し、発生し得る損害と、攻撃者が利用し得る対象・インターフェースを明確にします。
- 対象と運用環境
- 主要機能・データ・インターフェース
- ステークホルダー・損害シナリオ
- 前提・適用ライフサイクル
説明可能なリスク判断へつなげる
脅威シナリオは攻撃意図、対象資産、結果を示し、攻撃経路は入口、前提条件、手順、必要能力を具体化します。
リスク値だけで終わらせず、受容、低減、移転、回避の理由と、上位判断が必要な事項を記録します。
リスク対応をエンジニアリング入力へ変換する
低減対象のリスクからサイバーセキュリティ目標を導出し、システム、ソフトウェア、ハードウェア要求へ分解して、アーキテクチャと検証へ追跡させます。
対象、アーキテクチャ、脅威情報、利用シナリオが変化した場合は TARA を見直します。
- リスクと安全目標の対応
- 要求の責任・状態・検証方法
- アーキテクチャ・検証証跡の追跡
- 変更による再分析
REFERENCES
REFERENCES
規格・法令の位置付けを確認するための参考リンクです。正式な要求は発行機関の最新版をご確認ください。